匿名さんの人生の折れ線グラフ閲覧

保育園でブロック遊びや秘密基地作りをするのは楽しかった。ただ、おままごとに興味がなく、友達に付き合うのが辛かった。気の強い女子が苦手だった。

小学校低学年の時は無条件に家が近いというだけで気の合う子も合わない子も一緒に登下校した。意味のわからない理由でハブられたりした。その頃からファンタジー的なことに冷めてる自分を自覚した。勉強の出来は良かった。中学年になると足も速くなって、駅伝に挑戦したりした。

曲がったことが大嫌いだった。いじめは許せなかった。「味方が1人もいない子がいじめの対象になるんだ」という持論の下、いつも一人でいる子と仲良くしていた。いじめや不登校から救えたこともあって、自己肯定感が高まった。

高校は素の自分を隠し、常に演技をしていた。部活の同級生からハブられたし、仲が良かった友達を失った。自暴自棄になった時もあり、部活後に1人残って良くないことを考えたりもした。辛さを感じないためにも余計演技をして、「辛いのはもう1人の自分だ」と言い聞かせていた。大学生になるとホームシックになった。鬱状態で危険な時もあった。

鬱状態が続いていたし、一時は本格的にああしようと考えたときもあった。しかし、大学2.3年になると信頼できる仲間ができ、中学以来本音で話せるようになった。辛い時期が続いたけど、素の自分でいれること、それを肯定してもらえることが幸せだった。