コウタさんの人生の折れ線グラフ閲覧

長男として生まれる。両親はともに国家公務員で、十分な生活も送れていたんだと思う。
ただ、とても人見知りなせいか人間関係はいまいち。

生まれてほんの数日ではあったが、妹が他界。妹が火葬場で焼かれる状況を見て、号泣していたことだけを記憶。トラウマにより、その付近の記憶はそれ以外ほとんどなし。親から聞いた情報によると、保育園を途中でやめ、4月からは小学校へ通う。そこでは人見知りがあったもののそれなりの友達関係を築く。妹が他界し2年くらいあと、弟が生まれる。それに合わせて、もともと住んでいた地域へ再び転校。はじめからグループが出来上がっていたこともあり、ほとんど友達のいないまま数か月を過ごす。小学三年生において、異端児排除の心が芽生えたのであろうやんちゃな生徒が自分に対していじめを始める。
始めは耐えていたが、徐々に保健室登校が多くなり、不登校に。

不登校を初めて1年がたち、精神科に通うことに。パニック障害、パーソナリティ障害と診断。
6年生になり、学校へ再び通い始める。正直つらかったけど、このままだったらという気持ちが強くなったため。そのままたまには休むこともあったが公立中学へ進む。
この人なら信用できるというような親友を人生で初めて作る。
そして、同じ中学の生徒が一人もいない高校へと受験する。

偏差値64程度の公立高校へ進む。元あった偏差値からは５ほど下げたため、学年の中では1位2位になれるような成績をとれたこともあり、いじめられるということはなかった。しかし、妄想性パーソナリティ障害の弊害もあり、陽キャ（明るい系）の生徒に問題について質問される際にもいいように扱われているのではないかという悩みが生まれる。
しかし、ここにおいても一人、気の許せる友達を見つけ仲良くなる。
そして、受験生になる。